褐藻類に特徴的なカロテノイド
"フコキサンチン"

"Fucoxanthin"

ワカメ・真昆布・ヒジキなどに含まれるフコキサンチンは有名なアスタキサンチンの仲間です。抗酸化剤および抗炎症剤として作用し、癌細胞の増殖の抑制、抗肥満作用、腸の状態の保護等の作用があります。その他の多くの有益な効果を示すため、研究が盛んな物質です。

(Natsumeら, 2020)の論文
フコキサンチン研究の最新例

アトピー性皮膚炎への効果

前述の通り、フコキサンチンには抗酸化・抗脂質作用があります。かつて、皮膚の細胞に働きかけ方は不明瞭でした。この論文では、その仕組みをアトピー性皮膚炎発症マウスを使い皮膚細胞を観察する実験を行いました。その結果、角化細胞(皮膚の最も外側の細胞)に抗炎症効果を示し、免疫応答を正常化することがわかりました。

高濃度大量培養技術のバイオリアクター

FOMの製造秘話

新型培養装置は、これまで藻類の大量培養に長く携わってきた専門家の経験、ノウハウを結集して完成させた最新式藻類培養装置です。高濃度培養・連続培養の課題を克服し、現在もその生産性を高めています。当社はこの培養装置で藻類を培養し、抽出・精製したフコキサンチンを使用しています

始めよう。明るい毎日への一歩。